TICKET

●料金(全席指定・税込) 前売:6,800円 当日:7,500円 豊島区民割引:6,500円(在住・在勤/要証明書提示)
※豊島区民割引は、としまチケットセンターで前売のみ取扱。
※10歳未満の児童はご入場いただけません
2/17(土)10:00~販売開始
●SMA☆チケット http://www.sma-ticket.jp/artist/highlife
●イープラス http://eplus.jp/highlife/
●チケットぴあ http://w.pia.jp/t/high-life/
チケットぴあ店舗、セブンイレブン、サークルK・サンクスでも直接販売
0570-02-9999(Pコード:484-795)
●Confetti(カンフェティ) https://www.confetti-web.com/highlife
0120-240-540(平日10:00~18:00)
●としまチケットセンター http://www.owlspot.jp/
03-5391-0516(電話・窓口10:00~19:00/休館日を除く)

ABOUT

ー抜け出したいのさ、此処から。ー

四人の男たちの奔放な生き様を簡明直截に描き出し、
溢れる退廃と暴力の匂いで圧倒しながら、人間の本質の一面を浮かび上がらせるドラマ。
過激かつ反社会的な四人― ディック、ビリー、バグ、そしてドニー。
彼らが会すると、いつでも違法薬物と犯罪の臭気が立ち上る。
生活も人生も行き詰まって根無し草のような彼らは、ある計略を強行して大金を得ようと手を組む。
それぞれがそれぞれの思惑を胸に、仲間内で繰り広げる懐柔・牽制・挑発・脅迫...。
社会と常識から完全に逸脱した過激なジャンキーの生き様をフリークショウのように見せながら、
絆や敬意、対立や憎しみを描いて、人間の、生の本質の一面を浮かび上がらせるドラマ。
止められない、でも、脱け出したい。渇き飢えた本能は、四人を何処へと奔らせるのか?
ブルータルでオーセンティックな悲喜劇。

芝居、そして音楽と映像の融合によってもたらされるかつてない不協和音は、
かつてない演劇のカタチをもたらす。いや、其れはもはや演劇と呼ぶべきものなのか?
演劇へのかつてない挑戦=『High Life』を刮目せよ!

STORY

集まった男4人は孰れもジャンキー。
保護観察中のディック(古河耕史)、出所したばかりのバグ(伊藤祐輝)、腎臓が一つしかないドニー(ROLLY)、
そして女性関係で追い込まれているビリー(細田善彦)…… 人生に行き詰まった彼らは、一発逆転を狙って
大金を手に入れようとディックが思いついた「ある計略」に乗って、銀行のATMを襲うために渋々手を組む。
ディックの期待、バグの苛立ち、ドニーの緊張、ビリーの高揚……盗難車の中で息を潜める四人のテンションが
極限まで張り詰めて、一触即発の事態が。

*この物語は、違法薬物の使用等についての反社会的な思想や行為を容認するものでは決してありません。

CAST

古河 耕史

福岡で高校演劇、大学卒業後に文学座、新国立劇場演劇研修所を経て、舞台俳優として活躍。最近の主な出演作に「トーキョー・スラム・エンジェルス」、「従軍中の若き哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインが~(略)」(以上、谷賢一演出)、「マニラ瑞穂記」(栗山民也演出)、「書く女」(永井愛演出)、「ペール・ギュント」(ヤン・ジョンウン演出)など。近年では、「獄の棘」(WOWOW) 、「コードネームミラージュ」(TX)等映像作品でも活動している。

細田 善彦

近年の主な出演作に、舞台「ガラスの仮面」(蜷川幸雄演出)、「飛び加藤」(河原雅彦演出)、「ハルナガニ」(内藤裕敬演出)、映画「終の信託」(周防正行監督)、「下衆の愛」(内田英治監督)、「羊の木」(吉田大八監督)、テレビ「真田丸」、「2度目の旅」シリーズ(以上NHK)、「ペテロの葬列」、「逃げるは恥だが役に立つ」(以上TBS)、「民衆の敵」(CX)、「石つぶて」(WOWOW)等。2019年初夏、初主演映画「武蔵 むさし」の公開が控えている。

伊藤 祐輝

87年1月24日生まれ、北海道出身。2009年に映画「ぼくはうみがみたくなりました」で初主演。2010年映画「武士の家計簿」に出演後、虚構の劇団『イントレランスの祭』(12)、舞台『飛龍伝21~殺戮の秋~』(13)に参加。近年では映画『海賊とよばれた男』(16)、『シン・ゴジラ』(16)、『サニー/32』(18)、CX『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-3rdSEASON』(17)パイロット早川役で出演。文化庁主催若手クリエータープロジェクトndjc2017作品映画「さらば、ダイヤモンド」(18)では主演を務める。

ROLLY

近年は NHK朝の連続テレビ小説「つばさ」(09年春)にレギュラー出演や楽曲提供、エアギター、弾き語り、シャンソン、ジャズ、更にはクラシックをアレンジした LIVEも開始。天性のキャラと、独特のサービス精神で観る人に違和感と恍惚感を与える。より一層“地に足の着いた変態”に磨きをかけるお茶の間のロックスターである。キングレコードよりCDのリリースも行い、2017年はディズニー映画「モアナと伝説の海」にてタマトア役の声優として参加、舞台「BIG FISH」(演出:白井晃)「ロッキーホラーショー」(演出:河原雅彦)にて音楽監督・訳詞・ナレーター役で出演している。

CREATOR

吉田 匡
(open reel ensemble)

“Open Reel Ensemble” としてテープデッキを演奏する傍ら、ベーシストとしても活動。2009年まで “OKAMOTO’S” 初代メンバー、2012年より “相対性理論” にメンバーとして参加。その他ライブサポートやレコーディング参加、作曲/アレンジなど多岐に渡って活動中。

吉田 悠
(open reel ensemble)

「Open Reel Ensemble」メンバー。主に鍵盤・打楽器奏者としてライブサポートや舞台音楽を手がける一方、映像作家としても活動。代表作に短編アニメーション「Experiment for Animated Graphic Score」(2010)、ドキュメンタリー映画「カントリー・ジェントルメン」(2015)など。

山口元輝
(moltbeats)

ドラマー/コンポーザー。ブレイクビーツに対するコンセプチュアルな初作『Unauthentic practical sound effects & beats for battle breaks』やエキシビションのためのサウンドスケイプ集『…Toilet』EPをはじめリミックス参加や映画音楽提供など、幅広い活動を行う。

清水貴栄
(DRAWING AND MANUAL)

映像作家 / アートディレクター / コラージュ作家
1987年長野県生まれ。武蔵野美術大学を卒業後、DRAWING AND MANUALに参加。手描きの風合いとコラージュ表現を作風としている。主な仕事にNHK こども番組「テイクテック」「Q(キュー)こどものための哲学」の演出とアニメーション制作、toto「Windy」・なのるなもない 「冒険のススメ」・シナリオアート「ホワイトレインコートマン」などのMV監督、ラフォーレ原宿のWebCM 監督およびアニメーション制作、アルバムジャケットのアートワーク制作や、スガシカオのステージ映像演出などを手がけている。コラージュ作家としてオリジナル作品を発表し個展を開催、ワークショップを日本各地で開催している。2016年子供番組の世界的アワードであるプリ・ジュネス2016をチームで受賞。

DIRECTOR

谷賢一

作家・演出家・翻訳家。1982年、福島県生まれ、千葉県柏市育ち。DULL-COLORED POP主宰。Theatre des Annales代表。

明治大学演劇学専攻、ならびにイギリス・University of Kent at Canterbury, Theatre and Drama Study にて演劇学を学んだ後、劇団を旗揚げ。「斬新な手法と古典的な素養の幸せな合体」(永井愛)と評された、ポップでロックで文学的な創作スタイルで、脚本・演出ともに幅広く評価を受けている。

2013年には『最後の精神分析』の翻訳・演出を手掛け、第6回小田島雄志翻訳戯曲賞、ならびに文化庁芸術祭優秀賞を受賞。また近年では海外演出家とのコラボレーション作品も多く手がけ、シルヴィウ・プルカレーテ演出『リチャード3世』(東京芸術劇場プレイハウス)、フィリップ・デュクフレ演出『わたしは真悟』(KAATホール/新国立劇場 中劇場)、シディ・ラルビ・シェルカウイ演出『PLUTO』(シアターコクーン)、アンドリュー・ゴールドバーグ演出『マクベス』(PARCO劇場)、デヴィッド・ルヴォー演出『ETERNAL CHIKAMATSU』(梅田芸術劇場/シアターコクーン)などに、それぞれ脚本や演出補などで参加している。

2016年、セゾン文化財団ジュニア・フェローに選出。また同年より新国立劇場・演劇研修所にて講師を務める。

近年の代表作に、KAAT『三文オペラ』(上演台本・演出)、『デジモンアドベンチャーtri. ~8月1日の冒険~』(上演台本・演出)、新国立劇場『白蟻の巣』(演出)、ホリプロ『わたしは真悟』(脚本)、地人会新社『テレーズとローラン』(作・演出)、梅田芸術劇場/シアターコクーン『ETERNAL CHIKAMATSU』(脚本)、ワタナベエンターテインメント『オーファンズ』(翻訳)、あうるすぽっと『TUSK TUSK』(演出)、KAAT『ペール・ギュント』(翻訳・上演台本)、PARCO『マクベス』(演出補)、東宝『死と乙女』(演出)、シアターコクーン『PLUTO』(上演台本)、DULL-COLORED POP『演劇』(王子小劇場)・『河童』(吉祥寺シアター)、Theatre des Annales『トーキョー・スラム・エンジェルス』(青山円形劇場)、東京グローブ座『ストレンジ・フルーツ』(演出)、シアタートラム『モリー・スウィーニー』(翻訳・演出)などがある。

TRANSLATOR

吉原豊司

早大文学部卒。’70年住友商事駐在員としてカナダに渡航。以後40年間カナダに在住し仕事の傍ら日加演劇交流に注力。00年カナダ演劇対日紹介を目的とする劇団「メープルリーフ・シアター」の創設に参画。00年マクマスター大学名誉文学博士、02年湯浅芳子賞、07年カナダ劇作家協会終身名誉会員。13年カナダ勲章。「カナダ戯曲選集」(彩流社)のほか訳書多数。

「ハイ・ライフ」こぼれ話
「ハイ・ライフ」はカナダ生まれのお芝居です。カナダというと美しい自然と豊かな暮らしを連想される方が多いかと思いますが、実情はそうでもありません。貧困もあれば、格差社会もあり、大都会ではドラッグの乱用が成人のみならず子供たちまでを蝕んでいます。
 リー・マクドゥーガルが「ハイ・ライフ」を書いたのは1994年のことです。にもかかわらず、この戯曲は1996年まで上演されませんでした。それと言うのも、作品の内容があまりにも過激で破天荒だったため、どの劇場も上演に二の足を踏んだからです。
 登場人物4人はいずれもムショ上がりか、ムショ入り寸前のジャンキー。身体中にブスブスとヤクを注射しながら、一攫千金を狙って銀行強盗を共謀。実行に移したものの見事に失敗して仲間割れに至ります。ハッピーエンドとは程遠いそんな話では、大手劇場が上演を敬遠するのも無理からぬことです。
 そんな厄介な戯曲ですが1996年に至ってやっと初演されるに至りました。但し、上演に踏み切ったのは在トロントのクローズ・シアターという、当時はまだ無名の傍系小劇場でした。いざ蓋を開けてみると「ハイ・ライフ」の初演は爆発的な大盛況。口コミで伝わる評判に若者たちが続々と詰め掛け、満員札止めが続きました。
 その後上演の輪はカナダの7大都市、更にはニューヨーク、ロンドンへと広がりました。そして2001年には日本でも、アングラ演劇の毒気をいまだに色濃く保っている無頼の演劇集団・流山児★事務所が上演。これまた大好評で2003年と2005年に再演、再々されるに至っています。
 当初は敬遠されていた「ハイ・ライフ」ですが、一旦、陽の目を見ると世界各地で爆発的な人気を博すに至りました。なぜそのような現象が起こったのでしょうか? 
 その理由は劇中に活写されている4人のジャンキーの生きざまにあるようです。世の掟(おきて)や因習にがんじがらめに縛られ、身動きできなくなっている常識人にとって、彼らの野放図な生き方は一服の清涼剤であり、胸のすくようなカタルシスをもたらすからではないでしょうか。かくいう私もこの劇を観た時には我が意を得たりの思い。早速、その翻訳に取り掛かりました。
 原作者リー・マクドゥーガルは、人当たりの良い好人物です。「ハイ・ライフ」のような毒気あふれる戯曲を書いた人とは、とても信じられないくらいの清潔感と思いやりの持ち主。もともとはカナダ全国の劇場を活躍の場とするミュージカル俳優で、巡業先の安宿でたまたま出会ったジャンキーたちに興味を覚え、彼らをモデルに「ハイ・ライフ」を書いたとのことです。先日私の手許に届いたメールでは、現在ニューヨークに滞在中。ブロードウエーでロングラン中のカナダ原産ヒットミュージカル「カム・フロム・アウェー」に出演しているとのことでした。

(2018.03.09.記)

FAQ

Q.開場時間は開演の何時間前ですか?
A.客席開場は開演の30分前を予定しています。
Q.車椅子での観劇は可能ですか?
A. 可能です。お手数をお掛けしますが、車椅子用のお座席をご用意いたしますので、チケットご購入の際に、下記までご連絡下さいます様お願い致します。
また、お座席までのご移動の際スタッフによるお手伝いをご希望の方も同様にご連絡をお願い致します。
すでにチケットをお持ちの方も、ご観劇日時・お座席番号をお知らせくださいませ。
ご連絡先:ソニー・ミュージックアーティスツ
TEL:03-6757-8241(平日13:00~18:00)
メール: info@sma.co.jp
Q.出演者の方へのプレゼントやファンレターはお渡しできますか?
A.プレゼントのお預かりBOXをご用意させていただきます。直接のお渡しはできませんので、ご了承ください。
Q.何歳まで入場ができないでしょうか?
A.10歳未満の児童はご入場はできません。ご了承ください。
Q.お祝い花は受け付けていますか?
A. 本公演ではスタンド花・アレンジメント花を受け付けております。

【配送受取日】
2018年4月14日(土)午前中必着

【配送先】 〒170-001 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル2F あうるすぽっと 気付 舞台「High Life」(出演者名)宛
TEL:03-5391-0751

【引取り・回収日時】
スタンド花・大きなアレンジメント花などは、必ず引取り回収をしていただくよう、発注の際にお花屋さんにご依頼ください。引取り・回収日時につきましては、お届け時にお花屋さんと確認をさせていただきます。

【注意事項】
  • ロビーのスペースに限りがあるため、大きめの装飾をされたスタンド花、複数台で1つのデザインになるスタンド花などは極力ご遠慮ください。お贈りいただきましても飾れない場合がございます。
  • お届けいただきましたお花の数が多い場合、なるべく多くのお花を飾るため、お花を重ねて設置いたします。お花や名札が見えにくくなる場合もございます。場合によっては全てのお花をロビーに飾ることができない場合がございます。予めご了承ください。
  • 長期公演となるため、お花の状態によっては、主催者の判断により開催期間中でもロビーより片付けさせていただく場合もございます。
Q.当日券はありますか?
A. 各公演開演の1時間前より先着にて販売いたします。
※お支払いは現金のみで、クレジットカードはご利用いただけません。